【画質比較】フィルムカメラとデジタルカメラで同じものを撮影してきた【どう違う?】

こんにちは、MingJiaです。前回、フィルムカメラの魅力を記事にしましたが、読んで頂けましたでしょうか?
今回は、実際にフィルムカメラとデジタルカメラを持ち出して、同じものを撮影して画像比較したいと思います。
今回使用したカメラ
フィルムカメラ
- LEICA(ライカ) M6 + SUMMICRON-M 35mm f2.0(4th)
デジタルカメラ
- NIKON(ニコン)D750 + AI Nikkor 35mm f/1.4S
焦点距離は同じ35mmで合わせました。
撮影条件
使用したフィルム、FUJIFILM リバーサルフィルム フジクローム PROVIA 100F に合わせる為に、デジタルカメラもISO100に固定しました。絞り、シャッタースピードも同じです。デジタルカメラのホワイトバランスはAUTOに設定しておきました。
私が保有しているフィルムスキャナーでは、ポジフィルムの質感が表現出来ない為に、LEDトレース台にのせてデジタルカメラ(NIKON D750)で撮影したものをアップしました。ですのでパーフォレーション(フィルムの縁に一定間隔で開けられている細長い送り穴)のある方がフィルムカメラで撮影した画像、そうでないものがデジタルカメラで撮影した画像です。
早速地下鉄に乗って、蹴上駅で下車。蹴上インクラインを目指します。
トンネルをくぐり抜けて右に曲がって行きます。空が綺麗だったので撮影しました。
こういったローアングル撮影だと、チルト機能が備わったD750の方が撮影し易いですね。M6はピントを合わせてから地面に置いて撮影したので、同じ角度で撮影出来ていませんでした。
階段を上ると右手に線路が見えてきました。逆光で撮影したものを比較したいと思います。D750に付けていたレンズにはフードが付いていなかった為に、ゴーストが発生しています。
木にこびりついたコケの色具合も見たかったので撮影しておきました。
登り切った所で、昔使われていたであろう船が置かれていました。疲れていたのでしょうか?M6は横向き、D750は縦向きで撮影していました。
これ以上、進めそうにもなかったので、今度は線路側を歩いて下って行きました。この場面もローアングルで撮影したので、チルト機能が付いたD750に軍配が上がりますね。
花も探して歩いてみたのですが、中々見つからなかったですね。春にもう一度行ってみたいと思います。
ここまでの写真を見比べてみますと、フィルムの方は青色が強く出ていますね。このフィルムの個性なのでしょうかね。デジタルカメラだと、その場でホワイトバランスを変更するか、RAWで撮影しておいて、後で現像ソフトを使って好みの色合いに調整するのも手ですよね。
近くに南禅寺もあるので、ちょっと寄ってみました。赤い実があったので、赤色の違いも見ておきたかったので、撮影しておきました。
再度コケの緑を比較しておこうと撮影しました。こういった場面でもやはりチルト機能がある方が便利ですね。
建物も撮影しておきました。
日も暮れ始めましたので、帰りは徒歩でスナップ撮影してきました。
夕暮れ時の空も比較しておきました。
平安神宮による元気も無くなってきたので、遠くから鳥居を撮影。この時間帯でISO100だと手持ち撮影も苦しくなってきました。
付き合ってくれた家族の為に、焼き鳥屋に寄って帰りました。店を出るとすっかり日は暮れていました。こうなると、灯りを求めて撮影するしかありませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
改めて画像を並べて比較してみますと、フィルムとデジタルの大きな違いは、「クリア感」ではないでしょうか?デジタルカメラで撮影したものは、目で見えている以上に綺麗に映っている気がします。色合いはホワイトバランスの調整で、ある程度調整は出来ますが、フィルム独特の味を表現するのは難しいのではないでしょうか?
カメラを持ち出す際に、出来上がった写真のイメージをしてみて、フィルムの方が良いという場面では、今後もフィルムカメラを持ち出して撮影したいと思います。
こちらの記事はモノクロ対決です♪是非見てください!
最後までお読みいただきありがとうございました。